南足柄市の大雄山最乗寺(石附周行山主)で恒例の節分豆まき祭が3日に開かれ、午前と午後の2回豆まきが行われた。
豆まきは年男年女をはじめ老若男女の特別願主らが裃(かみしも)を着用して御真殿で祈祷を受けた後に、行列をなして「福は内、福は内」と大きな声をかけながら手に持った道了升に入った豆をまいた。一行は三面殿の前などを経て結界門から御供橋(ごくうばし)を渡り本堂の前に到着。
石附山主の「福は内」の第一声に続き、いっせいに豆を高く放った後、本堂のなかに設けられた特設舞台に登壇した。詰めかけた参詣者に数字が入った豆の袋が勢いよくまかれると、堂内に歓声が沸き起こった。続いての抽選会では、当選数字が読み上げられるたびに抽選結果に一喜一憂する参詣者の姿が見られた。
初めて豆まきをしたという南足柄市の女性(59)は「年女で参加した。歴史あるお寺の伝統行事に参加できとても記念になった」と話していた。
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