大井町
大井町図書館では新元号の発表を前にした2月16日から、元号や皇室の歴史に関する本など約40冊の企画展示をしている。
図書館に入るとすぐ目につく場所にある展示コーナーを担当するのは、小林嘉子さんと、和田和子さん。
4月1日の政府発表をインターネット中継で 視聴したという。小林さんは新元号・令和について「やわらかくさわやかな印象を受けた」と振り返る。
「令和」の出典は現存する日本最古の歌集である万葉集。図書館が所蔵する万葉集関連の本から梅花の歌32首の序文を探し、引用された言葉が載っているページに付箋を貼った。「歌から検索してもすぐに見つけられなかった。本を手に取る人がすぐわかるようにと、ページに貼りました」。付箋を貼った万葉集も展示している。
「企画展を始めてから、天皇、皇后に関する書籍などの貸し出しが普段に比べて増えています」と二人。新元号になる5月いっぱいぐらいまで展示を続ける予定。
南足柄市
南足柄市図書館では4月2日から、1階と2階で関連する展示を行っている。1階カウンターでは、児童図書のうち、子どもでもわかりやすい万葉集や関連図書などを20冊程度、2階カウンターでは万葉集、万葉集の作者関連の本や、梅花の宴に関する書籍などの一般書およそ20冊を展示。去りゆく平成を懐かしんでもらおうと、「平成のベストセラー」を「あの頃読んだ本をもう一度…」と題して、ベストセラーになった本を集め、2階の展示コーナーで展示している。
山北町図書館では5月に新元号に関連する展示コーナーを設ける予定。
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