町の観光資源の知名度向上や交流人口の拡大に向け、松田町がこのほど(一社)日本自動車連盟(JAF)神奈川支部と観光協定を締結した。
両者が持つ資源を活用し、地域の観光や産業の振興、JAF会員向けの良質なサービスの提供などに関してともに協力し、地域社会の発展、そしてJAF諸事業の拡充に寄与することを目的として結ばれた同協定。県内では秦野市、大井町、中井町などに次ぐ13自治体となった。
今回の締結により、県内の約100万人のJAF会員に向け会報誌や同通販サイトで町特産品や観光情報を発信するほか、会員優待サービスなどの特典の提供、町が開催するイベントに同社のPRブースを出展するなどの内容が今後、実施される。
松田町ではすでにJAF会員向けの優待サービスとして、ハーブガーデン「ハーブ館」でポストカードのプレゼントや、寄七つ星ドッグラン七つ星カフェでドリンク1杯無料などのサービスを検討しているという。
5月21日に松田町役場で行われた協定締結式では、本山博幸町長と同社から上野健彦支部長と丸山哲也事務局長ら4人が参加し、協定書にサインを交わした。
観光協定の締結に対し、本山町長は「松田町の中でも特に寄地域は車が必須になる。ドライビングコースの一つとして足柄地域を点と点でつなぎ、周遊してもらうことで観光客の増加につなげていきたい」と話し、上野支部長も「近隣の中井町、大井町などに続いて松田町とも協定を結べたことで県西地域の活性化につなげたい」と期待を寄せた。
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