「夏休み子ども宇宙講座&工場見学『はやぶさ2』と『シンクウ』の秘密を探れ」が7月25日、山北町岸の(株)トヤマの工場で行われた。これは南足柄市が主催したもので、市内の小中学生30人が参加した。
当日は、最先端科学技術開発用の実験装置、機器の設計、製作を行う(株)トヤマと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の講師が参加した子どもたちに、はやぶさ2の説明や工場内で真空の秘密についてレクチャーした。
冒頭の講義の中で「はやぶさ2に命令が届くまで何分かかるのか」「どうやって小惑星の砂を取るのか」「次に日本に帰ってくるのはいつぐらいなのか」などの質問が投げかけられた。
子どもたちはそれぞれの質問を考えたあとに講師から「はやぶさが次に日本に帰ってくるのは2020年の東京オリンピックのあとにカプセルを届けに帰ってくるよ」などの答えが与えられると熱心にメモを取っていた。
また、その後の工場見学では、真空について同社のスタッフから実験形式でレクチャーされ「真空状態にすると水が低い温度で沸騰するんだよ」という説明がされると子どもたちはこの日一番の反応を見せ、宇宙や最先端の技術を身近に感じとっていた。
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