足柄錬心館所属の田村啓人さん(足柄台中1年・怒田在住)が、9月1日に県立武道館で行われた「第63回神奈川県青少年剣道選手権大会」中学1年の部で3位入賞を果たした。
幼稚園から小中学生まで約40人が所属する同館は、これまで2市8町の大会での団体戦優勝などの戦果はあったが、個人戦で県上位の成績を収めるのは初めてのこと。
田村さんは6月に開催された県西2市8町を統括する小田原剣道連盟・第32回中学高校個人戦剣道大会で優勝し、連盟代表として今回の県大会に臨んでいた。
剣道を始めたのは小学校1年生のとき。4年生の頃から試合に出るようになり、実力をつけていった。最近では同学年の仲間と切磋琢磨しながら成長し、県内各地区代表が集う晴れ舞台で快進撃をみせ、快挙を達成した。
同館の奥津貴代表は「すごく努力をする子。正直、県大会は1つ勝てば十分だと思っていましたが、まさかここまでの成績を残すとは。本人は『ベスト4が目標』といっていたので有言実行ですね」と目を細め、嬉しそうな表情で語った。
田村さんは「大会当日は不安もありましたが、一戦ずつ勝ち上がっていくたびに自信も出てきて、強い相手にも思い切り攻めることができたのが良かったと思います。準決勝で負けたのはとても悔しかったです。今後は、道場の仲間たちと来年の全国大会出場と活躍を大きな目標とし、これまで以上に一生懸命頑張ります」と話している。
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