65歳以上の高齢者ドライバーに安全運転と事故防止へ向けた指導を行うシルバードライブスクールが11月18日、松田自動車学校で行われた。
今回は南足柄市民を対象に行われ、11人が参加した。講習では、同自動車学校の講師が指導員を務め、実車での講習や出会い頭事故防止などの指導などを行い、より実際に起こりうるケースを想定した内容となった。
また、夜間視力計での回復時間測定では参加者たちから「最初は見えづらかった」「見えづらいところは勘に頼ってしまった」などの声が聞かれると、指導員は「夜間やトンネル内では目が慣れない間の安全確認が重要になる。より予測を心がけてほしい」と呼びかけた。
松田警察署管内(1市5町)の10月末までの交通事故件数は203件で昨年より10件減少しているが、上半期の高齢者が関連する事故は、県内平均が34%に対し、南足柄市は44・1%と県平均を上回り、高齢者事故多発地域に指定されている。
同署交通課では「足柄地域は運転せざるを得ない立地でもある。すべてのドライバーが注意を払うことはもちろんだが高齢者の方には、単に免許返納などを促すのではなく、サポートカーへの乗り換えなども含めて注意喚起をしていきたい」と話した。
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