松田町の西平畑公園から徒歩5分ほどのところにある「コキアの里」。ここでは緑や赤、黄色に変色する様子が楽しめる一年草のコキアを使って地域の魅力を発信する取り組みが行われている。町内で飲食店を営む飯田勝宏さんらが中心となり昨年開園、7月5日には今秋の開園に向け、植樹会が開かれた。
当日は、本山博幸松田町長や湯川裕司山北町長らが出席。また町内外の子どもから大人まで約40人が参加し、総面積1500平方メートルの畑に約500株の苗を植えた。今年植樹した苗は、昨年暑さや台風の被害を受けたことから品種を変え、夏の日差しにも強く、より丸みを帯びるものにしたという。最終的には、畑全面に3000株以上の苗を植樹する予定になっている。
松田町では、春の桜まつり、夏のハイキング、秋のみかん狩りなど松田山の観光資源とコキア里をつなぐことで、町の活性化への期待を込めている。飯田さんは「みんなで協力して秋には畑いっぱいのコキアでお出迎えしたい」と話している。同園は、現在も見学が可能で、来園者にはコキアの苗をプレゼントしている。問い合わせは飯田さん【携帯電話】090・8871・6464へ。
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