列車を見送る足柄上病院の職員たち
小田急電鉄（株）は８月10日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために最前線で働く医療従事者に対し、感謝の気持ちを伝えようと、「Ｔｈａｎｋ ｙｏｕ プロジェクト」を実施した。
当日は、医療従事者への感謝の象徴とされる「青色」の特急ロマンスカー・ＭＳＥが行先に「ありがとう」と表示した特別列車を小田急全線で運行。沿線各所で従業員が青色のモノを振ったほか、沿線の重点医療機関付近通過時には補助警報音を鳴らして感謝のメッセージを発信した。
足柄上病院の前では、スタッフ、関係者ら合わせて約70人が待機。病院前通過時には、「応援ありがとう」「運転士さん車掌さんありがとう」というボードを掲げ、車内からもメッセージボードを掲げる乗客らの想いに応えた。同院スタッフらは「涙を流し、感動していたスタッフもいた。車内の方々と心と心が通じ合っていたようでよかった」と話した。
列車に掲げた病院からのメッセージ
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