県自然環境保全センターはこのほど今春のスギ花粉飛散量予測について「ほぼ例年並み」と発表した。
調査は今回で24回目。県内の森林地帯を4つの地域に分類し、合計30カ所で調査した。方法は各カ所では40本のスギを抽出。双眼鏡等で1本ごとに着花状況を4段階で点数化し、その平均値を調査カ所の着花点数とするもの。今回の調査で30カ所の平均値は48・7点で、過去24年間の平均44・8点を上回ったものの、過去5年では真ん中の値だった。
結果について同センターでは「スギは冷夏だと雄花の着花量は少なくなる傾向にある。昨夏は7月が涼しく着花量が減る気象条件だったが、8月は記録的な猛暑で結果的に例年レベルになった」と分析している。
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