無類の高さと太い幹が目を引く箒杉
山北町を車で走るたびに気になっていた、国指定の天然記念物「箒（ほうき）杉」までの距離を示す看板。足柄地区の担当となっておよそ半年。初めて行ってみました。
中川温泉の先にある細い道を抜けると、高台に見えてくる背の高い１本の木。他とは違ったオーラで、「箒杉」と一目で分かりました。「高さ」だけでなく、他の木々と比べ物にならない「幹の太さ」。圧巻の一言に尽きます。木の近くには「高さ45ｍ、根回り18ｍ、推定樹齢 県下最高齢の約2000年」の説明書きも。木がたどってきた歴史の偉大さに感動です。
1972年に山北を襲った丹沢集中豪雨では、土砂崩れを食い止め、周辺の集落を救ったとの逸話も残る「箒杉」はまさに、中川地区の「シンボル」ですね。（M)
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