南足柄市は3月5日、1月に関本で発生した中高層建物火災で迅速かつ適切な初期消火を行い、延焼防止に貢献したとして「南足柄レディースクリニック」院長の大森元さんに感謝状を贈呈した=写真。
大森さんによれば、当日は、クリニックの診察中だった。突然非常ベルが鳴ったことから外に出ると、煙が上がっているのを発見。すぐさまスタッフに指示を出し、患者らを避難誘導。自身は火元に向かい、救助と消火にあたった。すでに室内には煙が充満していたといい、出入りを繰り返しながら消火器3本で鎮火に成功した。
加藤修平市長は「火災発生から消火まで20分程度だったと聞く。その間に避難誘導から救助、消火までを行うのは並大抵ではない。延焼していれば大きな被害を免れることはできず、勇気ある行動がすべて」と感謝。大森さんは「無我夢中だった。被害が最小限で済んでよかったです」と振り返った。
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