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星槎国際高等学校 小田原学習センター 夢を全力で応援 不登校から笑顔を取り戻す
「不登校や人間不信など自分と同じ辛い経験を持つ人に、フルートの音色を届けたい」と話す小瀬村美和さん
相模湾を望む片浦の豊かな自然のなかで、生き生きと学ぶ星槎小田原の生徒たち。高校３年生の小瀬村美和さんも志望していた音楽の専門学校に合格し、プロのフルート奏者を目指している。
中学３年間は不登校だったという小瀬村さんは「いじめが原因で、人と会うことすら怖かった時期もあった」と振り返る。そんな小瀬村さんを救ったのがフルートだった。星槎に入学してからも、最初のころは学校に通えるか不安だったが、「教室をまるで自分の部屋のように使わせてくれて。先生は私の話をまっすぐ聞いてくれました。自分を認めてくれる人がいるから、私も他者の個性を受け入れられるようになりました」と、学校で仲間と過ごす時間が楽しくて仕方なくなった。「生きる理由だったフルートが、夢になりました。星槎は、夢を全力で応援してくれる学校だからこそ、しっかり進路に向き合えました。今度は人のためにフルートを吹いていきたい」。
開校４年。生徒たちは笑顔を取り戻し、夢に向かって巣立っている。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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