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足柄上商工会青年部の挑戦 藍染で町に光りを―
中井町・大井町・松田町・開成町の若手事業経営者らからなる足柄上商工会青年部(長谷川聡部長)が地域の特徴を生かし「藍染」を使った町おこしに取り組んでいる。
松田町の寄地区には「藍で染めよう!」という会があり、豊かな自然の中で藍を栽培し、染めて作品づくりをする活動を行っている。しかし、会員は高齢化も進んでいることから「藍染」という文化を後世につなぐとともに、地域の特産品にしていこうと、青年部が立ち上がったもの。
オンリーワン開発に意欲
11月にはビッグジョン児島本店(岡山県倉敷市)に青年部6人が実地研修に出向いた。現地では講師の指導の下、実際にTシャツを染めるインディゴ染めを体験しながら、藍染の製作に関わる工程、技法や知識などを学んだ。
部員たちはこの研修を通し、インディゴ染めがデニムパンツだけでなく、Tシャツ、ストール、ハンカチなど様々な製品に使われていることを再認識。使い込むほどに進むエイジング(経年変化)を楽しめるよさもあり、足柄上商工会青年部ならではの新商品開発に意欲を燃やしている。
今後は空き店舗が増えてきた町内の一角に藍染工房を作り、商店街に新たな風を吹き込む予定。また、並行して長年の課題となっている耕作放棄地解消のために藍の苗植・収穫を進め、神奈川県の秘境・松田町寄産純度100%の藍染製品を広く開発し、農業・商業両面から地域再生に取り組んでいく―。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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