公益社団法人小田原青色申告会(志村宗男会長)が主催する青色申告・租税教室の感想文コンクールで、県立足柄高校(南足柄市)の神子島成海さん(3年)が全体で最も優れた作品に贈られる小田原税務署長賞、太田有優さん(同)が応募各校で最も優れた作品に贈られる足柄高校最優秀賞に選ばれ、1月21日に、同税務署の渡邉精一署長、志村会長らが同校を訪れ、2人に賞状を手渡した。
コンクールは小田原税務署管内の高等学校の生徒を対象に、租税や納税に対する理解を深めてもらおうと毎年実施しているもので、今年は1602人の応募があった。
神子島さんは税金の使われ方について改めて調べたという。国民健康保険や市町村の学校設置義務などに触れ、「作文を書くことをきっかけにして、法律など社会の仕組みについて知ることができた。税金は私たちに平等を与えてくれていると感じた」と話した。
太田さんは自身の経験を交え、病院に行くことができるありがたさについて考えた。「地域によって医療費助成の制度対象年齢などは違うということが分かった。また、全額負担しなくていいことは、決して当たり前のことではないと気づいた」と話した。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|