広がり見せる花の交流 富士宮市長がざる菊などを視察
花による都市交流「フラワーフレンドリーシティ」を進める南足柄市に10月18日、同協定を結ぶ静岡県富士宮市の須藤秀忠市長が訪れ、加藤修平市長と花を通した都市交流をはじめ災害時の相互応援など多方面にわたる協力関係を確認した。
南足柄市と富士宮市は平成17年6月に災害時の相互応援に関する協定を結んだことをきっかけに、行政だけでなく民間レベルでの交流も盛んに行われている。市内各地で育てられているざる菊やはるめき桜、ハナアオイなどを贈る民間交流のほか、平成23年4月には花による都市交流事業「フラワーフレンドリーシティ」の協定を結んだ。
須藤市長を迎えた加藤市長は「今後も花を通した交流を続けていき、相互に協力する関係をしっかりと築いていきたい」と話した。
同市塚原にあるユートピア農園などを視察した須藤市長は「南足柄市さんの協力をいただいて当市でも花による地域おこし”花いっぱい運動”を進めていきたい。菊などを市民の協力を得て植栽し、花の名所を作りたい」と話した。富士宮市では今後、市内の公園や幹線道路沿いなどを視野に、ざる菊の植栽を進める予定。南足柄市から始まった花による都市交流が日本各地へ広がりを見せている。
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