譲渡先はブルックスに 第一生命大井事業所跡地
大井町は13日、第一生命保険大井事業所跡地(同町山田)について、コーヒー・紅茶等の製造販売を行う(株)ブルックスホールディングス(HD、本社横浜市青葉区)に売却されると発表した。譲渡額は約20億円で、同事業所の約60万平方メートルの土地及び地上18階建て、地下2階の建物が含まれる。
譲渡契約は1月6日に第一生命とブルックスの間で締結されており、物件の引渡しは2月20日の予定。
ブルックスHDは1968年設立で従業員数925人(2012年1月末現在)。主にコーヒー・紅茶等の輸出入、製造・販売を行っており、中井町や静岡県裾野市などに工場や倉庫、研究所などを構えており、今後はインキュベーション事業(起業支援)や、インターネット事業にも力を入れていくという。
第一生命保険大井事業所は1968年に完成。同町のランドマーク的存在として地域住民から親しまれており、同町の法人税の大半を占めていた。
間宮恒行町長は「今まで大井町は第一生命と共に発展してきた。同じようにブルックスの発展が町の更なる繁栄に繋がっていくと期待している。町としてもできるだけの支援をしていきたい」と話した。
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