大人・子ども混合チームのレースも
松田町の10子ども会（約２２０人）で構成される松田町子ども会連絡協議会（原田政司会長、以下町子連）主催の新春駅伝競走大会が１月19日、酒匂川町民親水広場周辺で開催された。大会には大人から子どもまで約１６０人が参加し、沿道から多くの町民が声援を送るなど盛り上がりを見せた。
子ども会の冬の恒例イベントとして長年開催されてきた同大会だったが、近年の少子化や保護者の共働きなどの影響で加入率が減少し、地域によっては従来のように男女別でチームを編成することが困難になっていた。町子連では打開策として、地域対抗のチーム編成を男女混合に変更し、さらに保護者やスポーツ推進委員ら大人と子どもの選抜チームによるレースも新設した。
当日は本山博幸町長も役場チームのアンカーとして出場し、タスキをつないで１・37Kmを駆け抜けた。また大人の中には戦隊ヒーロー等の仮装をした参加者もおり、子どもたちから熱い声援が送られていた。自らもゲームキャラクターに扮して走った原田会長は「子ども会の加入率が減っているからといって、ただ規模を縮小したのでは子どもたちもつまらない。大人が子どもと一緒に楽しめるようにして『入ってよかった』と思ってもらえる会にすれば、自然と加入率も増えるのでは」と話している。
なお大会結果は以下の通り。【子どもの部】１位…町屋Ａ、２位…城山Ａ、３位…神山Ｃ【大人・子ども選抜の部】１位…城山［Ｏ・ＹＡ・ＪＩ］ランナーズ、２位…役場チーム、３位…町屋Ｃ
ヒーローも出走
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