松田町(本山博幸町長)では、町の将来について町長と町民が自由に意見を交換する「まちづくり座談会」を、6月22日から7月6日まで町内15会場で順次開催している。
座談会は2015年度にスタートする「第5次総合計画・後期まちづくりアクションプログラム」(15〜18年度)の策定を前に、町民の意見や要望を抽出し、参考にすることが目的。
本山町政で初の開催となった今回は、メインテーマを「若者定住とまちづくり」に設定。会場数も前回(10年度=2会場)より大幅に増やした。また限られた時間に多くの人の意見を聞けるように座談会の実施方法を従来の「懇話会形式」から「ワークショップ形式」に変更。参加者の同意が得られた会場で実施した。
町民からアイデア続々
神山地域集会施設で6月28日に開催された座談会には、町民17人が参加した。
参加者は「町に人を呼び込む魅力づくり」など4つのテーマごとに分かれて活発なディスカッションを行い「何世代にもわたって住める町営住宅を整備しては」「広い世代が交流できるイベントを開けないか」などの意見やアイデアを発表した。座談会に参加した自営業の中川雅実さん(65・神山在住)は「町に直接、町民の声を届けられる良い方法。ディスカッションの時間が短いなど改善点はあるが、ぜひまた開催してほしい」と感想を語った。
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