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引き継がれる「地域医療」への思い 石川医院で院長が交代
地域に根差した「かかりつけ医」として、南足柄市で30年にわたり診療を続ける「医療法人社団慈邦会 石川医院」。同院でこのほど院長の引継ぎが行われ、石川清弘院長が退任し、石川清一院長が就任した。
医療通じて地域に貢献
新院長の石川清一先生は1977年生まれの37歳。日本大学医学部を卒業後、同大附属板橋病院の消化器・肝臓・代謝内科に勤め、内視鏡検査や糖尿病の診療などに従事した。2012年から石川医院に勤務。「専門(消化器)に限らず広く診る」をモットーに内科全般を扱う。内視鏡検査や超音波検査、がん検診などに力を入れ、他の医療機関とも連携しながら、疾患の早期発見・早期治療を目指す。
院長就任を受けて「私が小学校1年生の頃に父が石川医院を開設しました。それから30年、地域の方々に支えられ信頼していただいた医院を、このたび引き継ぐこととなりました。今後も父と私の二人体制で診療を続けて参りますが、在宅医療・産業医活動・医師会活動などを通じて、より一層この地域に貢献していけるよう努力して参ります」と抱負を語った。
在宅診療に尽力
前院長の石川清弘先生は1943年沖縄県生まれの70歳。自衛隊病院勤務を経て、へき地医療を志し77年に山北町立三保診療所へ所長として赴任した。「患者さん第一主義」の思いから日曜診療や早朝診療、在宅診療に取り組み、84年に石川医院を開設して以降も継続し、地域医療を支え続けた。2012年に県民功労者表彰を受賞している。
退任にあたり「このたび院長職を退き、これからの人生を長年の夢でありました『在宅医療』に全精力を傾けることを決めました。足柄上地域は高齢化社会を迎え、在宅療養を余儀なくされている方、往診を必要とされている方が大勢いらっしゃいます。今後も外来診療は続けますが、主に在宅医療専門の医師として活動して参ります。これまで同様に、どうぞ宜しくお願い致します」と挨拶した。
〈取材協力/石川医院〉
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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