「未病」の考え、じわり 知事 「ブランド化して世界へ発信」
地域のパネリストが「未病を治す」をテーマに黒岩知事と対話する催しが11日、足柄上合同庁舎で開かれ約100人が参加した。松田町の本山博幸町長と開成町の府川裕一町長も自主参加で会場に足を運んだ。
パネリストには、温泉施設おんりーゆー(南足柄)副支配人の青木宏之さん、農業に異業種参入した、なんかいファーム(南足柄)社長の清水洋さん、森林セラピー(山北町)森のおもてなしガイド大関奈緒子さん、緑蔭診療所(南足柄)医師の橋口玲子さん、箱根湯本ますとみ旅館女将の篠崎佳子さんの5人が参加。 日ごろから実践する「未病を治す」に関連した取り組みなどを紹介し、参加者とも意見を交わした。
この席で知事は「未病をテーマにした国際会議を箱根で開催する」と述べ、県西での「未病を治す」取り組みをブランド化して世界へ発信する考えを示した。
「未病」とは東洋医学の概念で健康ではないが検査でも病気と診断されない不快な状態。県は県西地区で関連施策を強化している。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>