大井町 昭和女子大と連携 「若い女性の視点」まちづくりに
大井町は23日、2年後の策定を目指す第5次総合計画・後期基本計画の策定作業について、昭和女子大学(坂東眞理子学長)との間で連携協定を結んだ。町は今後開催する「大井町まちづくり会議」に4人の大学院生を招き、意見を求める。
2011年度に第5次総合計画をスタートさせた大井町では、▽教育環境の整備、▽産業立地と居住環境の創出、▽相和地域の活性化を「成長戦略」と位置付けた前期基本計画が15年度で終了するため、16年度から取り組む「後期基本計画」の策定に向けて準備を進めている。
町内に研修施設を持つ昭和女子大と大井町はこれまでに、町内の遺跡調査や講演会、農産物を活用したレシピ開発などで協力を続けてきたが「若い女性の視点を取り入れたい」とする町と、学外での人間教育にも力を入れる」とする大学の意向が一致して今回の連携が実現した。
今後は協定に基づき、後期基本計画の策定に向けた「大井町まちづくり会議」に、飯田侑己さん、佐藤理恵子さん、山口莉歩さん、渡辺知代さんの1年生4人が参加する予定だという。
締結式には間宮恒行町長と同大学現代ビジネス研究所昭和デザインオフィスの芦川智教授と同大大学院の4人が出席した。
締結式に出席した学生たちは町職員の案内で、ブルックス大井事業所や四季の里、富士見塚など相和地区の里山、上大井駅などを視察し、町の概要や現状などについて説明を受け、参加に意欲を示していた。
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