南足柄市福沢地区の農家ら8人が参加する軽トラ朝市「アオーレ」が18日と19日に、初めて開催された。5台の軽トラックが集まり、米や野菜などを販売。買い物客で賑わいをみせた。
この朝市は、南足柄市怒田の農業・渡辺円一さん(70)が、知人から「手軽に野菜を出荷できる場所はないか」と相談されたことをきっかけに、怒田にある「TSUTAYA南足柄店」近くの渡辺さんの私有地で、軽トラックを利用する朝市を企画した。開催にあたり、地元の兼業農家などにも声をかけ、下怒田、上怒田、福泉、内山などから8人が参加した。
「朝市」の文字が躍る赤いのぼりが立てられた会場では、トラックの荷台に米やカボチャ、ネギ、サトイモなどが並べられ、米1kg200円、葉ねぎ1束100円など、農家直売ならではの価格で販売された。これから秋野菜が増えてくるにつれ、参加する農家も増える見込み。
「アオーレ」とは、新潟の方言で「会いましょう」という意味。朝市が開かれる怒田地区は市の都市計画に基づいて開発された新興住宅地で、新しい家が多いエリア。住民が交流できる場となることを目指しているという。渡辺さんは「少量だけ出荷したいという人も大歓迎です。気軽にご相談下さい」と話している。
朝市は毎週土曜日の8時から10時に開催される予定。雨天の場合は中止。
問い合わせは渡辺さん【電話】090・5204・2647へ。
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