山北町が人口減少対策として2011年3月から進めてきた山北駅北側の定住対策で、商業施設整備を担う山北まちづくりカンパニーが12日、コンビニエンスストアを開業した。
町は駅北側の町有地に42戸が入居する子育て世帯向け定住促進住宅「サンライズやまきた」を建設。2014年4月に入居が始まり子育て世帯で満室となった。
その後、隣接地に商業施設を誘致したが不調に終わったため、集合住宅を手がけた事業者が支援して町民有志が出資する「株式会社山北まちづくりカンパニー」(川本渉代表取締役)が設立された。
カンパニーは昨年9月に集合住宅の西側にカフェを開業。早朝から昼、日中、夜と時間帯に合わせた飲食サービスを提供している。
今年3月には県が敷地内に電動アシスト自転車のサイクルポート(反対面に関連記事)を設置し、カンパニーに管理業務を委託。観光客や住民からも要望が多くあったコンビニエンスストア(6時〜22時)が12日に開業した。町も地方創生の交付決定を受けて店内に情報提供・交流コーナを設置した。
この日オープンしたコンビニエンスストアでは、「足柄茶」の関連商品や川西屋酒造店の日本酒「丹沢山」、盛月堂製菓「丹沢の猪」、きゃらぶきや梅干しなど手作り特産品も陳列するなど、観光客も意識した品揃えをしている。
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