郷土史を研究する足柄史談会(押田洋二会長)がこのほど、市内に住む戦争体験者103人から聴き取り調査した戦時中の地域の様子を冊子にまとめた。
足柄史談会では戦後70年にあたる2015年に「太平洋戦争下における南足柄の状況調査と記念誌づくり」を主要事業とし、昨年3月からおよそ半年間に渡り市内12会場で談話会を開き、庶民の体験談を集めた。聴き取りには役員16人が参加し、75歳から100歳までの男女を招いた。
冊子には「陸軍将校の外套(がいとう)(コート)」や「武運長久の旗」「軍馬供出表彰状」など戦争にまつわる品々も収録。実地調査した約60カ所の防空壕の所在地も地図付きで記録した。
A4判51ページ。1部200円。購入や史談会に関する問い合わせは市教育委員会内事務局【電話】0465・74・2111へ。
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