大井町は3月30日に「5日で5000枚の約束。」プロジェクト実行委員会(前田敏康委員長)と災害時における畳の提供に関する協定書を締結した。
災害が起きた際、避難所に全国の畳店から新しい畳を無料で届け、避難所生活の厳しさを少しでも和らげてもらおうと兵庫県神戸市で畳店を営む委員長の前田さんらが中心となり、2013年4月に立ち上げられた同プロジェクト。活動は全国の畳店に広がり3月15日現在、328店の畳店が参加。県西地区では唯一、大井町金子の三谷たたみ店が加盟し、これまで昨年5月の口永良部島新岳噴火や9月の北関東豪雨災害の際に避難所へ畳を届けた。
30日の締結式には前田委員長、三谷たたみ店の三谷利一さんらが出席。大井町の間宮恒行町長と協定書を取り交わした。間宮町長は「避難所に畳があるだけで生活が大きく変わる。町でも防災対策をしていくがこのような機会を作ってもらえてうれしい」と話した。 また前田委員長も「畳店としてできる限りの方法で役に立てたらと思う。町民の皆様の要望に応じ、もしもの際に備えたい」と語った。協定を締結した全国の自治体は大井町で58団体。県内では厚木市、平塚市に次ぐ3団体目となった。
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