足柄平野の南部と相模湾が一望できる大井町山田の「おおいゆめの里花木園3」で5月26日、ボランティアの住民が観賞用として育てていたヤマユリが根こそぎ盗まれているのが発見された。
26日午前に、生育状況を確かめに来た大井町山田の造園業、瀬戸好夫さん(72、大井町山田)が異変に気づき役場に通報。町が松田警察署に被害届を出した。
被害にあったゆめの里は、町の東部、大磯丘陵にある約19ヘクタールの山林。町と地元のボランティアが里山の復元・保全活動に取り組む場所で、ボランティア約40人が間伐や下草刈り、植樹などに参加している。
近隣には農業体験施設「四季の里」があり、近年は四季折々の草花が育ち、観光客も増加。7月の開花を待つばかりだった200株のヤマユリのほとんどが根こそぎ盗まれた。
ボランティア団体「ゆめの里育て隊」の副隊長でもある瀬戸さんは「悲しくてやけ酒を呑んだ。本当にひどいことをしてくれた」とうなだれていた。
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