（上）実行委員のメンバー、（下）昨年の花火の様子
来年３月をもって法学部が横浜へ移転する関東学院大学小田原キャンパス（小田原市荻窪）で、10月29日（土）と30日（日）に最後の学園祭「第24回滄浪祭」が開催される。両日とも午前10時から午後５時まで。入場無料。
『最後に魅せる大きな輝き』―。開校３年目の１９９３年から始まり、最後となる今回の学園祭テーマをこう掲げた。実行委員長の廣瀬翔平さん（法学部２年）は「茨城から小田原に来て、人のあたたかさを感じた。お世話になった街に恩返しをしたい」と準備に励む。
今年の滄浪祭では模擬店が並ぶほか、軽音楽部や地元アイドル「ぷらむ○ガーデン」による音楽ライブ、ラムネの早飲み大会など趣向を凝らした企画も盛りだくさん。30日午後５時からは、フィナーレとして約10分間、花火が打ち上げられる。副委員長の樋田渉さん（同２年）は「学生と一般の方が一緒になって楽しめるようなイベントにしたい」と意気込む。
過去にあの有名人も
24回目を迎える学園祭は、これまでにさまざまな思い出を残してきた。
ゲストに芸能人を呼ぶこともあり、お笑い芸人のネプチューンやはなわさん、作家の志茂田景樹さんなどがステージを彩った。また、ミスコンテスト、女装ナンバー１を決める催しもあった。土浪博准教授（59）は、かつて学生たちと前日に泊まり込んで準備をしたことも。「最後になるのはさびしい。しっかりと見届けたい」と話した。
当日は小田原駅西口からシャトルバスが運行。問合せは学生生活課【電話】０４６５・３２・２６０２。
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