山北町の岸連合自治会と青少年健全育成会が12月3日、高齢者いきいきセンターで初めてクリスマス会を開催した。乳幼児から高齢者までおよそ210人が集まった。
岸地区はこれまで地域を歩いての清掃活動などを実施していたが、子どもやその親世代の参加が少ないのが課題だった。そこで今年1月、「子どもの目線に立って、参加するのが楽しくなるイベントをしよう」と世代間交流会を開き、もちつきやコマ回しなど伝統行事を行ったところ100人近くが集まった。岸地区の自治会と育成会の会長を務める石田進二さん(72)は「他地域の視察などもしていたが、まずは自分たちの住む地域づくりに力を入れることにした」と話す。
クリスマス会は「地域を好きになって欲しい」と岸地区ならではの手作り感を重視した。地区内の企業から協力を得て約2mのモミの木を用意。木材の端材を用いて子どもたちとツリーの飾りも作った。町のマスコットキャラクター「でごにぃ」やサンタクロースが登場し、ビンゴゲームなどで会場を盛り上げた。
岸地区の自治会加入は約870世帯。この日は幼児や小学生を中心に、子どもだけでも約100人の参加があった。石田会長は「触れ合いを通して顔見知りになることが大切。災害時などに大きな力になると思う。今後も続けていきたい」と振り返った。
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