南足柄市大雄町の住民が整備をしている「花咲く里山」で固有種のサクラ「大雄紅」が見ごろを迎えている。きょう1日(土)と9日(日)にイベントも行われる。
大雄紅はソメイヨシノと寒緋桜が自然交配したサクラ。2010年に品種登録した。花は赤色に近い濃いピンク色。約130本が植えられている。
大雄町は農家の後継者不足などで荒廃した畑や山に四季折々の花を植えて「古き良き里山」の風景をよみがえらせようと2004年、山崎政行さん(74)を中心に花咲く里山協議会を結成した。現在会員は40代から70代までの120人。約13ヘクタールの土地でざる菊や花菖蒲、サクラなどの観賞や、田んぼ体験などを行っている。
山崎さんは「里山の春の風景を楽しんで欲しい」と話す。里山にある紅しだれ桜は4月10日頃が見ごろになりそうだという。1日と9日には地場産野菜の販売などイベントもある。午前9時から午後4時。
問合わせは南足柄市商工観光課【電話】0465・74・2111へ。
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