南足柄市を拠点に活動する小学生の陸上競技クラブ「明神クラブ」の町捨玲路奈(レジーナ)(秦野市立渋沢小6年)が、8月18日から日産スタジアム(横浜市)で行われる全国小学生陸上競技交流大会の100m小6女子の部に県代表として出場する。
町捨が陸上を始めたのは小学5年生の6月。小学校の友人に誘われて4×100mリレーに出場して秦野市の大会で優勝した。7月には市代表として日清カップの県予選に出場した。陸上競技は未経験でスパイクを履くのは初めて。決勝まで駒を進められなかったが「選手の真剣なまなざしがかっこよかった。自分もその一員になりたい」と明神クラブに入会した。
目標は13秒台
競技を始めた当初のタイムは14秒67。フォームを改善し、今年6月には14秒31にタイムを縮めた。
7月8日にShonanBMWスタジアム平塚で行われた県大会は、56人がエントリー。「耳がゴーッと鳴るほど」の向かい風の中14秒44のタイムで優勝。県の”レジーナ”(イタリア語で女王の意味)に輝いた。
「優勝できたことは嬉しいけれど、フォームに課題がある」と町捨。県大会出場後は祖父で”一番のファン”の小宮雄次郎さん(67)に秦野市内の競技場に送迎してもらい週3、4回ほど自主練をしている。
全国大会の目標タイムは13秒台。「少しでもタイムを縮めて速く走りたい」と話している。
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