南足柄市内の秋を楽しむウォーキングイベント「第6回金太郎ウォーク」が9月23日に行われ、昨年からほぼ倍増となる406人が参加。遠くは千葉県市川市や静岡県清水市など県外からの参加者もあった。
大雄山駅を出発して長福寺・龍福寺・善福寺・弘済寺(廃寺善福寺預かり)・天福寺と「福」のつく市内5カ所の寺や見ごろを迎えた酔芙蓉農道、彼岸花などを巡り、10・5キロ先のアサヒビール神奈川工場までのコースを参加者がそれぞれのペースで歩いた。
先月、相模原市から小田原城を訪れチラシを手に取り、初めて南足柄市に来た西村興一さん・千智さん・伊織ちゃん親子=写真=は「仏像を観られる寺もあり興味深かった。気持ちよく歩けた」と汗を拭いながら笑顔で話した。
金太郎ウォークは南足柄を知ってもらおうと毎年市の行事として開催している。今年は来場者数が続伸する小田原城やJA直売所「朝ドレファ〜ミ」などにチラシの配架を依頼。近隣のウォーキング団体にも声を掛けた。昨年は213人だった参加者がほぼ倍増した。
企画から運営まで担当した市スポーツ課の三輪裕士さんは「来年もより良いものにしたい」と話していた。
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