補修に使う茅束を手入れする関係者
開成町金井島の古民家ガーデン紋蔵（金井島１２９４）できょう４月14日（土）と15日（日）に茅葺屋根の補修作業が一般公開される。出入り自由。午前９時から午後３時。雨天でも、母屋でこれまでの取り組みを展示する。
富士河口湖町から茅葺き職人を招き、町在住の職人見習いと２人で屋根全体の４分の１ほどを葺き替える。順調に進めば作業は10日ほどで終わる。
この古民家は、開成町宮台のＮＰＯ法人ふれあいサークルすずろ（畠山光子理事長）が町の協力を得て、２０１４年から賃貸借している。町の活性化を目的に毎月「２」のつく日に古着物や農産物、加工品などを販売。各地のイベントにも出店し観光案内に取り組むなどしてきた。
今回の補修に合わせ26人の有志が文化庁指定の朝霧高原茅場と交流し、茅束を収穫。３週間かけて茅束を手入れしてきた。
両日とも茅を使ったワークショップや茅に直接触れる機会を設ける。（問）志澤さん【携帯電話】０７０・５０８６・６５３４。
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