洒水太鼓の奉納演奏
山北町平山の「洒水の滝」で22日、本格的な観光シーズンを告げる洒水の滝祭りが開かれ、地元住民や行政関係者ら約１００人が参加した。
落差１１４ｍの滝は関東屈指の名瀑として知られ、町随一の観光名所。地元平山地区の住民が滝不動尊とともに大切に守り続け、42年前に現在の祭りが始まった。
地元出身の中村恵さん（33）と稲葉文香さん（25）が洒水太鼓の演奏を奉納。地元消防団や寺の住職らによる「名瀑おろし」で観光客の安全を祈願した。
山北町の正午の気温は33度だったが滝つぼの周辺は27度。高さ１１４ｍの滝から吹き降ろす涼風が汗を乾かしてくれる。
滝に向かって安全を祈願する関係者（中央は般若院の武内卓伸住職）
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