南足柄市出身で大相撲伊勢ヶ濱部屋の序二段力士・桜富士(20)=本名・矢野雄一郎=が、8月24日に小田原市内で開かれた大相撲夏巡業で取組の土俵に上がり、旭丘高校で3年間過ごした小田原で白星をあげた。
岡本中出身の桜富士は2011年創部の旭丘高校相撲部(岸田光弘監督)に所属。団体で同部初のインターハイ出場をもたらした。16年に同部と縁があり、相撲教室で指導を受けた伊勢ヶ濱部屋に入門。同年秋場所での前相撲で初土俵を踏んだ。
前相撲と序ノ口は1場所で通過したが、その後は10場所連続で序二段にとどまっている。過去最高位の序二段5枚目で臨む9日からの9月場所で三段目昇進に挑む。
小田原場所の2日前には母校の旭丘高校で開催された夏季少年相撲教室に参加。伊勢ヶ濱親方が「稽古不足と心の弱さなのか低迷気味」と奮起を期待するなか、地元の小中学生や後輩に胸を出した。桜富士は「ここが原点で元気をもらえた。まずは三段目に上がらないと」と気を締めていた。
巡業の取組では湊部屋の三段目夏野登岩(かやといわ)に寄り切りで白星をあげた。
桜富士は9月場所後の10月8日(祝)に南足柄市体育センターで開催される秋巡業南足柄場所にも参加する予定。
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