2019年がスタートした。2020夏季五輪を控え、スポーツ競技への関心が高まってきている。なかでも、次代を担う若い選手たちの活躍ぶりは目覚ましいものがある。1月初旬に開催される全国大会「男子バレー」と「女子サッカー」に出場する地元在住の高校生たちの取材を通して、その息吹の一端に触れた。
春高バレー
1月5日から都内で始まる「第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(春高バレー)。地区予選を突破し、県の第1代表になったのが「東海大学付属相模高等学校男子バレー部」。
31人の部員の中に7人、足柄近隣の選手がいる。レギュラーとしてコートに立ち、大型新人として注目されているのが榎本航己(1年・岡本中)と西山大翔(1年・岡本中)。共に身長190cmを超え、世代別の日本代表として国際試合も経験している。
ミドルブロッカーの榎本は、高さを活かした速攻とブロックが持ち味。バレーボールは両親の影響で小1から始めた。高校生になって初の全国大会に「1年生らしく全力でプレーしたい。全国のレベルを知りたい」と意気込む。
ウイングスパイカーの西山の持ち味は、高い打点から打ち込むスパイク。バレーボールは兄の影響で中2から始めた。「春高は初めて出場なので一つでも多く勝てるように頑張りたい」。皆が勝利に向けて気合十分だ。
全日本U―18女子サッカー
1月3日から大阪で始まる「JAF第22回全日本U―18女子サッカー選手権大会」。県第1代表から関東ベスト4に入った「ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ」が同大会に出場する。
クラブには足上の選手2人が所属する。サイドハーフの森麻優奈(伊志田高2年、文命中)と、センターバックの高住祐衣(座間総合高2年、湘光中)だ。2人とも兄の影響で森は小2、高住は小1から男の子と一緒に地元でサッカーを始めた。中学の頃から互いを知っていたという2人。大会では「全国制覇を目指したい」と意欲をみせる。
早朝から通学
県央部への通学は早いと朝5時起床で5時半出発、帰宅は午後9時を過ぎることもある。共通するのは「競技スポーツを自分そのもの」と捉えていること。高校生アスリートの集中するパワーに無限の可能性をみた。
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