今年春のスギ花粉量が、例年よりもやや多く飛散する予測を県の自然環境保全センター(厚木市)が先ごろ発表した。
同センターでは毎年11月に県北部(相模原市緑区)と県央部(厚木市・愛川町・清川村)、県北西部(秦野市・松田町・山北町)、県西部(小田原市・南足柄市・山北町の一部)の4地域でそれぞれ40本のスギを抽出して1本ごとの着花状況を調べ翌年春の花粉飛散量を予測して発表している。
4地域の平均着花量は例年よりおよそ2割多かったが、昨年よりも2割程度少なく、県全体の飛散量は「やや多い」と予測された。
県内4地域の平均と比較すると、県西部では多く、県北西部では少ない結果となった。
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