サッカーJ1リーグが開幕し、湘南ベルマーレは2月23日に行われた第1節で昨季4位の北海道コンサドーレ札幌とホームで対戦した。試合は5年ぶりに復帰した武富孝介があいさつ代わりの2ゴールを奪い、身体を張る湘南らしい守備で完封勝利を収めた。
前半はチャナティップを起点に攻める札幌に押し込まれたが、GK秋元陽太ら守備陣が冷静に対応。DF坂圭祐は190cmを超える相手FWと空中で競り合い、何度も好機の芽を潰した。
反撃の糸口を掴めないベルマーレに、最初のチャンスが訪れたのは同26分。自陣でボールを奪った齊藤未月が逆サイドにパスを振ると、後ろから走り込んだ杉岡大暉が左足シュート。低い弾道はわずかにゴール右に外れ、サポーターから大きな溜め息が漏れた。
スコアレスで迎えた後半は、前線からボールを奪いにいく姿勢を貫いたベルマーレが主導権を握る。同37分に山根視来のクロスが相手選手に当たってこぼれたところを武富が左足で押し込むと、同45分には再び武富がFW山崎凌吾のパスに左足を合わせて勝負あり。
2ゴールの活躍を見せた武富は試合後、「泥臭いゴールでしたけど、全員でしっかり走って、チーム全体で取れたゴールだと思います」と振り返った。曺貴裁監督も「最後の最後まで足が止まらないアイツらしいプレーがチームを勇気づけた」と評価した。次節は3月2日(土)、ホームで昨季6位のFC東京と対戦する。
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