スペインで4月17日から4日間の日程で開催された世界最大級のサッカー育成年代の国際大会「2019地中海国際カップ」に、堀口友聖君(開成南小6年)と室岡知太郎君(福沢小6年)が出場した。2人は所属する少年サッカーチーム、友愛SCの吉崎卓冶君(小田原市)と塩生陽太君(平塚市)とともに、YSワールドセレクトのメンバーとして参加。世界中から強豪64チームが集う中、ベスト32に進出した。
初戦でISL TEAM(アメリカ)に2対1で競り勝つと、パリサンジェルマン(フランス)に2対8で惜敗。3戦目でAE MONELLS(スペイン)を5対0で下し、決勝トーナメントへの切符を手にした。
AE MONELLS戦で先制ゴールを決めたのは、キャプテンの堀口君。今井浩一監督(39・神奈中スポーツデザイン)は「視野が広く、パスを振るのと柔らかいタッチのドリブルが持ち味」と話す。また、「献身的な守備と対角に狙ったシュートが得意」と今井監督が語る室岡君も、右サイドバックで活躍をみせた。
決勝トーナメント1回戦でバルサスクールパナマ(パナマ)に0対5で敗れるも、堀口君は「8日間、生活面でもチームをまとめることが勉強になった」、室岡君は「どのチームもみんな気合が凄かったので、自分も自然と声が出せるようになった」と、収穫は大きかったようだ。今井監督は「親と離れ、食べ物も違うため、一番ハートが育つ環境。貴重な経験を練習に生かしてほしい」と選手たちにエールを送った。
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