子ども会が休止した南足柄市の雨坪自治会が、7月27日(土)の夏祭りに「ママともの店」の出店を決め、子どもたちの祭りへの参加者確保に努めている。
同自治会では例年、同祭りに9張りのテントを用意するが、今年は子ども会が休止したため、2張り分のテントがなくなってしまう事態に。「何より子どもが参加しない祭りになってしまう。それだけは避けたかった」と話すのは自治会長の下田実さん。その後、母親がテントを運営してくれれば子どもの参加も確保できると考え、下田さんは協力要請に奔走。25人のママの支援を実現し「ママともの店」出店にこぎつけた。
当日は石井こづ恵店長らが焼きそば、かき氷を出し、お菓子つりなどのアトラクションで楽しませる。また、子どもたちにはかき氷などが無料になる招待券を配布中。「去年は台風で中止。秋祭りは登校日と重なって子どもの姿がなかった」という下田さんの悲願がかないそうだ。
南足柄市では平成30年度実績で、子ども会はピーク時の35から13自治会が休会中。比較的住民の多い地域で活動を休止しているという。祭りは午後2時から雨坪公民館広場で開催される。
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