高校弓道の関東個人選手権選抜大会が９月７日、８日に都内で開催され、足柄地域からは４人が出場する。
■山北高校
佐々木俊さん（３年）と丹野怜未さん（２年）は共に４月の国体選考会で県代表候補に入り、関東大会予選は免除され出場権を掴んだ。今夏のインターハイ個人で県代表となった佐々木さんはあと一歩で入賞を逃し、悔いが残るだけに「必ず入賞したい」と夏の県王者の意地を見せる。一方、丹野さんは来年のインターハイで「全国制覇」を目標に掲げる。「上位大会の雰囲気を経験して関東で優勝したい」と丹野さん。大きな目標への第一歩をここから踏み出す。
■足柄高校
新川喜麗（ひさより）さん（２年）は県予選で12本中10本的中させ５位に入賞し、初の関東出場となった。「足柄高校が大好き。なんとか関東でも結果を出して貢献できたらうれしい」と笑みを浮かべ、大舞台でも臆することなく「無心」で的を狙う。
■小田原高校
生沼泰成さん（２年・岡本中出身）は県大会で３位に入賞し、出場権を掴んだ。生沼さんは「夢だった関東大会に進むことができてうれしい」と笑みをこぼした。学校見学会の際に、弓を引く先輩の姿を見て憧れたことが入部のきっかけだった。関東へ向け「１本１本落ち着いて放ちたい」と意気込んだ。
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