山北町の彫刻家、蘭二朗さんが8月3日、新型コロナウイルス感染症の重点医療機関に指定されている足柄上病院に10万円を寄付した。
友人であるアルゼンチン人の彫刻家の発案で1人一つずつ作品を作り、売り上げ金の一部を寄付する「医療従事者応援プロジェクト」がきっかけ。アルゼンチンの彫刻家を中心にイタリア、イスラエル、ブラジルなど総勢50人ほどが参加したプロジェクトに蘭さんも賛同。制作した「女性像Y」の売り上げ金の一部を同院に寄付した。
蘭さんは「妻が子ども3人を足柄上病院で出産したこともあり、何とか医療従事者の方々の力になれればと思っていた」と話し、牧田浩行病院長も「コロナ対策の費用がどうしても必要になるのでありがたい。最近は感染者が増加の傾向にある。経験を活かし安心安全な医療を提供したい」と感謝を込めた。
寄付金は院内の新型コロナウイルス感染症対策費として役立てられる。
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