立花学園高等学校演劇部がこのほど、地域安全活動に貢献したとして、関東防犯協会連絡協議会長、関東管区警察局長から「特別功労賞」、神奈川県防犯協会連合会長、神奈川県警察本部長から「感謝状」を贈られた。松田警察署の新津憲一署長から伝達された。
同校演劇部は、2012年に演劇同好会として発足。14年に演劇部となると、「全員演劇」を合言葉に日々、練習に励んでいる。
生徒たちが演劇と同じように力を入れているのが、ボランティア活動だ。毎年7月と12月には南足柄市と足柄上郡の1市5町の小学校で警察とともに万引き防止教室に参加。また、18年からは高齢者の会合で特殊詐欺被害防止のための寸劇を披露するなど、地域防犯に努めている。今回の表彰はこうした活動歴が評価されたもの。
伝達式で松田警察署の新津憲一署長は「話をするよりも演技で見せて頂く方がわかりやすい面もあり、皆さんの活動は警察としても大変心強い。引き続き協力をお願いしたい」と話した。部員たちは「自分たちの好きな演劇で地域に貢献できないかと考えて防犯劇が生まれた。その活動を通して素晴らしい賞を頂けたことがうれしいです」と喜んでいた。
なお、今年は大井町西大井の富士ボトリング株式会社も県防犯協会連合会会長から感謝状を受けている。
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