箱根町は昨年12月10日、大学駅伝(往路)の優勝校に贈る記念の寄木製トロフィーを公表した。今回は話題の「鬼滅の刃」を反映させた作品となっている。
高さ30cm、幅24cmの6面のトロフィー。側面や台座には、物語の登場人物が身に着けていた市松や麻の葉柄が使われ、上部は箱根連山が表現されている。
製作したのは、箱根町畑宿の伝統工芸士・金指勝悦さん(80)。物語に登場する鬼と戦う姿が、新型コロナウイルスと戦う人々と重なることや主人公をはじめ仲間たち、鬼にある背景が、選手にも通じるものを感じたためモチーフにしたという。通算25作目となる今作品は、走者も観客も勇気を持って立ち向かう2021年であるよう願いを込めて製作した。「映画のヒットで、寄木の柄に注目が集まり、地域の盛り上がりにもつながった。全集中で取組んだ」と笑顔を見せた。
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