南足柄市教育委員会は11月9日、2023年度から導入予定の制服候補モデル3点を発表した。新しい制服は、多様な性のあり方に配慮したブレザータイプとなっている。
現在の制服は男子が詰襟、女子がセーラー服となっている。今年5月に行われた制服に関する保護者アンケートで「多様な性のあり方に配慮することが難しい」「女子のスカートは冬場に寒い」「家で洗えない」「温度調整が難しい」「値段が高い」など新しい制服を求める意見が多かった。
市教育員会はアンケート結果を受け、6月末から5回、新しい制服への変更に向けた検討会を開催。自宅で洗え、スカートやスラックスを選択できるブレザータイプ、機能性が高く動きやすい、中学校3校で同じ制服にすることで経済負担の軽減を図るなど、要望を反映した制服候補モデル3点を決定した。
候補モデル3点は市教育研究所のページで確認できる。また、22年2月中旬まで各小・中学校で展示を行い、保護者や児童生徒、教職員を対象にしたアンケート結果を経て、3月に新しい制服が決まる予定。
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