演奏を披露するバンドメンバー
ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナを支援しようと、開成町で活動するバンド「サキソフォンアンサンブルＳ＆ＳＳ」（高橋静一代表）が５月８日、同町上延沢自治会館でチャリティコンサートを開いた。
この日は趣旨に賛同した来場者から寄付金を募り、ウクライナ国歌やひまわり、アメイジンググレイスなど15曲を披露した。
同バンドは、同じ音楽教室に通う仲間11人で５年前に結成した。メンバーの平均年齢は70歳で、大半が定年後からサクソフォンを習い始めたという。「楽しく」「地域に喜んでもらう」といった活動目標のもと、これまで年１回のクリスマスコンサートを催してきた。
高橋代表は「来場者の皆さんからウクライナを助けたいという気持ちを感じました。一日でも早く当たり前の生活が元通りになって欲しい」と話した。
集められた寄付金は、日本赤十字社・ウクライナ人道危機救援金に寄付されるという。
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