建国記念の日を挟んだ3連休の最終日となった2月12日に、伊豆箱根鉄道(伍堂文康社長・静岡県三島市)の大雄山線大雄山駅でバレンタインデーにちなんだイベントが開かれ、鉄道ファンが駅に足を運んだ。この企画は同社運行の大雄山線と駿豆線(静岡県)をPRするため2015年から毎年実施されている。
大雄山線では、日ごろ人が乗ることはない「コデ165」が特別公開された。
この車両は90年前に当時の鉄道省が新製。旧国鉄を引退した後、1960年頃に相模鉄道に譲渡され営業車両として相鉄線で活躍。伊豆箱根鉄道に譲渡された76年から運行された。
現在は大雄山線の工事用車両として使用され、時折、その動く雄姿で鉄道ファンを魅了している。
同社では「幸せの黄色い電車」と言われる「コデ165」をバレンタインの主役に抜擢している。
大雄山線を走る車両内に設置されたつり革およそ1600個のうち、ハートのつり革が1つだけある。利用者からは「2人で握ると結ばれる」など、「恋愛成就の電車」としても話題になっている。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|