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私立生のお母さんへ シンプルな勉強法
工学博士 高瀬光寛塾長東京工業大学大学院卒
「進学校に通っている生徒は、少しでも自分の成績を上げたいと頑張っている子どもが多いです。しかし進学校の生徒ほど勉強に苦しみ、悩んでいる子どもが多くいます」。こう話すのは、自立学習指導会の高瀬光寛塾長。
わからない勉強を無理して頑張るのは辛く、成績が下位に低迷する人ほど勉強に迷いを持ち、複雑なやり方で勉強に取り組んでいる傾向があるという。
「良い勉強とはシンプルなものです」と高瀬塾長。基礎である教科書を徹底的に勉強してから応用である問題集に取り組む。「悪いケースの例として、進学校では勉強の進み具合が速いので、基礎である教科書を十分に理解せずに難しい問題集に追いまくられるケースがあります。基礎を徹底して勉強することが成績アップへの近道です」と高瀬塾長は話す。
また、参考書に力を入れ過ぎ大切な時間を失うことが伸び悩みの原因になることもあるという。「評判の良い参考書でも本人の能力を考え時期やタイミングを見計らって取り組まないとかえって足を引っ張る結果になります」と高瀬塾長。
同塾では、非効率で無駄な勉強を行わず、合理的でかつシンプルな勉強法を取り入れ生徒に指導を行う。
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