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「農と食」学び、つなげる教育 「ナザレ幼稚園」/山梨からの贈り物【5】「親子で食育」
「自然こそが子どもたちに豊かな創造力と好奇心を与えてくれる」―。区内鴨志田町の『学校法人四恩(しおん)学園 ナザレ幼稚園』は、「もう一つの教育拠点」として山梨県で様々な自然教育を実践している。そんな同幼稚園の山梨県での取り組みを毎月連載。今月は、『農と食』について紹介する。
ぶどうの生産地として知られる牧丘町。山々や緑に囲まれた古民家での宿泊体験を通じて、親子の交流や絆を深めてもらおうと今春、同町に「滝の沢宿泊保育研修所」を開設した。
食卓を彩る
ピーマン、トマト、きゅうり、かぼちゃ、すいか…。お泊り古民家の敷地内には、畑や果物の樹木が広がる。「収穫の喜びを味わってもらいたくて。家族で助け合いをしながら作る料理はより一層美味しいでしょう」と同幼稚園。敷地内のバーベキュー場で一家団欒の時を。地元農家のボランティアもおり、様々な話を聞けるのも楽しい。農と食を学べる機会につなげている。
そのバーベキュー場では今秋、干し柿作りを行った。青葉区から保護者が作業ボランティア隊で山梨へ。自然の恵みを余すことなく体験に生かす。これがナザレ幼稚園ならではの教育だ。
恵みの「ぶどう」
ぶどう畑も所有している同幼稚園。若手農家の育成と活躍の場につなげようと、7年前、工房「四恩醸造」を開所。ジュースやワインなどが作られている。自然の恵みに感謝する心を―。園児が秋に収穫したぶどうは毎年年末、ジュースなどとなって青葉区の園舎までトラックで届けられる。
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