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青葉区版 公開:2016年6月30日 エリアトップへ

あざみ野一小保護者有志 タオル販売で被災地支援 学校行事などで協力募る

社会

公開:2016年6月30日

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タオルを見せる保護者有志たち
タオルを見せる保護者有志たち

 熊本地震や東日本大震災の被災地を支援しようと、あざみ野第一小学校の保護者ら有志が動き出している。オリジナルデザインのマフラータオルを学校行事や地域行事で販売し、収益金を寄付する計画だ。18日の土曜参観で初めて販売し、計332枚を売り上げた。

 販売するのは「AZAMINO」とローマ字で書かれたレインボー柄のマフラータオル。デザインしたのは、小6の息子が同校に通う、有志代表の新保(しんぽ)知彦さんだ。2011年の東日本大震災発生時にPTA会長だった新保さんは、これまでも3回にわたりオリジナルグッズのチャリティー販売を学校や保護者と協力して実施。合計約70万円の義援金を送った。

 今回は熊本地震が発生した翌5月に計画を構想。1カ月ほどの期間でデザインや発注、協力者の募集、告知を行い、販売にこぎつけた。

 活動するのは、卒業生を含む保護者約20人。新保さんは「タオルには、あざみ野第一小の特徴である『音楽』『花』『笑顔』のマークを入れた。地域の方にも使ってもらいたいと地名を入れたので、夏に首にかけたりしてまちを歩いてもらえれば」と話す。

広がる協力

 18日の土曜参観では、製作した700枚のうち、約半数が保護者に売れた。「関心を持っている人がすごく多く、設置した募金箱にも寄付してくれている」と活動に参加する女性は笑顔を見せる。

 今後は、7月23日(土)に同校で行われる夕涼み会(午後1時〜3時に販売予定)と、8月27日(土)のあざみ野まつりで販売。あざみ野商店会協同組合らの協力も得て、祭りの参加準備や広報等を進めている。「あざみ野住民の方の復興支援の気持ちを、1人でも多く届けられれば」

 マフラータオルは1枚900円(税込)。完売すれば必要経費を除いた17万5000円を寄付することができる見込みだという。

 寄付金は日本赤十字社を通して熊本、大分、東日本大震災の被災地に届けられる予定。当日会場に行けない場合、購入希望者にはメールでの注文も受け付けている。詳細、問い合わせは、代表メールアドレス【メール】azaichi.rainbow.towel@gmail.comへ。

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