子どもたちに、遊びながら区内の歴史や散策場所などを知ってもらおうと、青葉区役所と区内保育園がこのほど、「青葉区こどもカルタ」を制作した。
正月完成を目指し、保育士と園児が約1年かけて完成させた。制作には、区制15周年記念で「青葉区いろはかるた」を制作した地域団体「まっぴい・青葉の街」が協力。保育士たちは、日頃、地図作りを通して青葉区を紹介している同団体から区内の歴史背景や文化、絵札の描き方を学習した。
「へびを退治 剣神社」「春に来て たまプラーザの 桜まつり」「坂で見る みすずが丘のスカイツリー」など、「あ」から「ん」までの区内スポットを計46枚で紹介。絵札には、園児が描いたイラストが印刷されている。また、各読み札のスポットを記した地図も制作した。
「これまで集合場所や散策は公園が多かった。今後は、かるたを生かして日頃の散歩コースや園同士の新たな交流場所につなげ、ふるさとを愛する子どもたちに育って欲しい」と制作に携わった奈良保育園の足立富美代園長は話す。同保育園では先日、かるた大会を開催。熱気溢れる中、園児たちは「今度、ホタルを観に行きたい」「浜なし食べてみたい」と話していた。
現在、同かるたは50園ある区内認可保育園に配布。今後は園対抗のかるた大会などを開催し、園同士の交流につなげていく予定だ。
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>